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「令和4年度 白岩グループ安全衛生大会」を開催。安全大会の取り組みや、当日の様子をご紹介!

令和4年度白岩グループ安全衛生大会を6月26日に執り行いました!

令和4年度白岩グループ安全衛生大会を6月26日に執り行いました!

新型コロナウイルスの影響により、昨年と一昨年は開催を見送っていたため、今年は3年振りの開催となりました。

安全大会とは、建設業界において、社員や工事現場全体の安全意識向上のため、広く実施されているイベントです。
今回の記事では安全大会の実施目的や内容、白岩工業における安全大会への取り組みについてご紹介します!
6月26日に行われた安全大会の様子も合わせてご覧ください!

安全大会とは?

建設業界において、安全管理は働く人の命を守るため非常に重要です。
そのため、厚生労働省や中央労働災害防止協会では、労働災害防止活動の推進や、職場の安全意識向上に一層取り組むために、毎年7月の第1週目に「全国安全週間」というキャンペーン期間を設け、6月いっぱいを準備月間と定めています

毎年、全国安全週間のスローガンが公表され、各職場における安全教育や意識の定着を図ります。
安全大会は準備期間である6月に実施されることが多く、来たる全国安全週間に向けて、社員や協力会社が集まり、労働災害や公衆災害の防止のために全員の安全意識の向上を行い、工事の安全を誓うことを目的に実施されます。

安全大会の実施は法律などで義務付けられているわけではありませんが、労働安全衛生法において定められる労働者への安全衛生教育の一環であると考えられ、実施が望ましいとされています。

現場の安全確保のため様々な取り組みがされています

グッジョブカードを用いて心理的安全性確保にも取り組んでいます!

建設業では、危険を伴う作業・場所が多く存在しているため、わずかなミスや気の緩みから、重大な労働災害が起きてしまう可能性があります。
現場で働く人の安全を第一に考え、労働災害を未然に防ぐために、日々安全面の教育を徹底するのはもちろんのこと、年に一度安全大会を実施し、社員・協力会社全員で安全の重要性や、現場・作業における危険要素を再認識し、安全への注意喚起を行っています。

白岩工業の安全大会

白岩工業では、毎年6月ごろに全社員および協力会社社員が集まり、安全大会を開催しています。
白岩工業は経営方針である「社員が家族に誇れる会社・家族が社会に誇れる会社」を目指し、社員とその家族を大切にしています。現場で働く社員の安全を守るために安全大会を実施し、社員・協力会社社員が安全に対して同じ認識を持てるように、現場での安全を誓います。

例年ホテル会場を貸切り、大規模で実施しています!

安全への意識を向上させるために大会では以下のようなプログラムを実施しています。

各賞表彰

現場の安全衛生管理に積極的に務めた個人や協力会社を称え、表彰しています。
各賞受賞の基準は以下の通りです。

社長賞(個人)
災害防止への意識だけでなく、社員・作業員への安全指導力も高く、また、周囲との細かいコミュニケーションを大事にし、徹底した安全管理の合理化を図り、安全確保に努めた功績が称えられ表彰される。

特別功労賞(個人)
長年にわたり担当業務において旺盛な責任感と献身的な努力を発揮し、他の模範となった功績を称え表彰される。

安全功労賞
・社員の部
担当する現場において高い技術力・指導力を遺憾なく発揮し、安全・品質・工程管理などに努め、また仕事に対する姿勢も評価され顧客からの信頼を得た功績が称えられ表彰される

・協力会社 個人の部
白岩グループ社員との連絡調整を密に測り、率先して作業指示を行うなど、素晴らしい工程管理に貢献し安全作業に対する姿勢も良好である功績を称え表彰される

・協力会社の部
白岩工業・元請要求事項の難題に取り組み、素晴らしい技術を遺憾なく発揮することによって多大なる成果を収め顧客からの信頼を得た功績を称え表彰される

改善事例特別賞
現場内において発生した難題に対し素晴らしい改善をおこない、また改善事例発表会にて優秀な成績を修めるなど他社の模範となった功績を称え表彰される

災害防止協力会会長賞 ※令和4年度大会より新設
白岩工業の現場で工事施工に大いに貢献された優秀な協力会社の職長・作業員に対し、日ごろの感謝と優秀な功績を称え表彰される

・安全宣言
会社として、今年度の現場における安全を宣言し、全員の安全への意識を統一させる目的があります。
昨年度の事故や災害の発生状況を省みて新たに今年度の目標やスローガンを立て、その下で全員が災害防止の重要性を再認識し、工事の安全を宣言します。

・安全スローガン唱和
安全宣言の中ででてきた白岩グループの安全スローガンと全国安全週間のスローガンを会場全員で唱和し、改めて全員の安全への意識を統一させるために行います。

・安全講和
安全環境部による安全講和です。
社員・協力会社への労働衛生教育のため、危険個所・作業における対策や今後の重点課題などについて解説します。

・現場紹介
安全衛生管理に努められた現場事例を紹介します。

6月26日に実施された白岩グループ安全衛生大会の様子を紹介!

新型コロナウイルスの影響により昨年と一昨年は開催を見送っていたため、今年は規模を縮小してではありますが、3年振りに安全衛生大会を開催することができました!

待ち望んでいた3年振りの実施ということで、会場では開催を喜ぶ声が聞こえてきました。
また、普段は遠方の現場にいる方も会場に集まっていたため、久しぶりの再会に会話が弾んでいる場面も見受けられました!

3年振りの開催です!

開催にあたり、初めに社長よりご挨拶いただきました。(以下抜粋)

「7月1日より全国安全週間を迎えるにあたり、人命は絶対に守るという強い決意を再度お願いいたします。毎日「安全」という言葉を必ず聞くと思いますが、それでも災害は起きるものです。

多くの災害は周囲の協力と一人ひとりの決意をもって防ぐことが出来ると確信しています。基本ルールの遵守徹底、お互いの声掛けやコミュニケーションによって災害を防げると確信し日々徹底に努め続けなければなりません。

私たちは健康で明るく安全な職場を作り、良い仕事に励むことが何よりの使命です。
その為に、白岩グループ並びに災害防止協力会と力を合わせ、安全意識をより高め、どの現場でも目標となる安全品質が担保されている。という価値を作っていく必要があります。」

そして安全品質を担保するために取り組むべき具体的な内容として4点の重点項目を掲げ、その徹底的な履行を呼びかけました。

01. 墜落・転落災害の防止
02. 建設機械、クレーン災害の防止
03. 挟まれ・巻き込まれ災害の防止
04. 公衆災害を防止するために各作業を丁寧に行うこと

最後に私たちが当たり前に過ごしている日常の尊さと、それを守るための安全管理の大切さについて改めてお話されました。

「それぞれの人生において、大切な家族、友人、同僚がいて、人生を背負っています。突然目の前から大切な人が居なくなったら、胸の張り裂ける思いです。「いってきます、いってらっしゃい」、「ただいま、おかえりなさい」当たり前のこの会話がどれほど尊いかを今一度思い返してください。当たり前の日常を守ることは本人だけでなく、周囲とともに思いやりをもってコミュニケーションを図り実現するものです。
皆で徹底した安全文化を作って参りましょう。
最後に資料にも同封しました本田宗一郎氏の「安全なくして生産なし」の内容を読み上げたいと思います。

従業員一人ひとりが心身ともに健康で、安全に力一杯働くことが出来る、という事が人としていかに大切で尊いことであるか、製品、品質は人が創り出していくものであり、安全で活き活きとした職場の中から、初めてお客様に喜んでもらえる良い製品が生まれる、そして、与えられる安全から、自ら守る安全、更には自ら創る安全へ、全員で努力する。

徹底した先手管理を以て危険の根っこを刈り取り、思いやりを持って仲間の為に声を掛け合い、健康で明るく安全な職場づくりを目指しましょう。」

社長よりご挨拶いただきました

私たちが普段何気なく送っている日常が、ある日突然無くなってしまう危険が現場には潜んでいます。
そのような事態を防ぎ、自分と周囲の仲間の命を守るためにも、互いを思いやり声掛けやコミュニケーションを徹底して健康で明るく安全な職場づくりを目指していきましょう!

各賞表彰では受賞者の方々には緊張も見えましたが、会場から温かい拍手で迎えられ、写真撮影の際には素敵な笑顔を見せてくださいました!

受賞された皆様おめでとうございます!

また、今年は例年に比べて若手社員の表彰が多い年となりました。若手のうちから社内・社外より仕事に対する姿勢や、安全管理などにおいて高い評価を受けているということで、今後のさらなる活躍に期待が膨らみました。

これからも若手の力で白岩工業を引っ張っていきましょう!

白岩 丈和常務取締役安全担当による安全講和では、近年の事故・労働災害発生状況から、今後重点的に取り組むべき安全項目に関する話や、各営業所の安全衛生管理基本方針の発表、最後には不安全行動をしない、させないために取り組むべきことについて解説されました。

現場紹介では、吉田 国光工事部長代理が現場代理人を務めた外環中央JCT北側ランプその2工事が、神崎秀実工事課長代理によって紹介されました。

工事概要や現場での安全への取り組みなどについて紹介していただきました!

この現場はこちらの記事にて紹介しています!

白岩工業の現場紹介 01「外環中央JCT北側ランプ(その2)工事」

また、新たな取り組みとして、Zoomによる安全大会のオンライン配信を行いました。
今年は、例年よりも現地参加人数を減らし規模を縮小しての実施だったため、オンライン配信によって会場外からでも参加が可能になりました。
従来の会場開催とオンライン配信の両方を用いたことによって、感染のリスクを抑えつつ、多くの社員が参加できました。
新型コロナウイルスへの感染対策も、安全対策の一環ですね!

まとめ

今回の記事では、安全大会の実施目的や、白岩工業の安全大会への取り組みなどについてご紹介しました!
建設業において、現場の安全衛生管理は人命を守るため非常に大切です。白岩工業でも、現場の安全衛生管理や社員の安全衛生教育を徹底しており、その一環として安全大会を実施し、社員・協力会社一同の安全意識の向上を図っています。

これからも現場の安全を守るため、安全管理・教育を徹底していきましょう!

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